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柴草玲(しばくされい) Tango de SA-GE-MA-N.

百花繚乱

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内田春菊さんご出演の、オオタスセリさんの舞台を観に行く。
オムニバスのような形の芝居と言うか、コントと言うか。
ライブ感バリバリながらも、おそらく精密に練り上げられた世界。
ああ、その感じ、好きです。
小劇場の空気と相まって、たまらなかった。

終始ゲラゲラ笑っているんだけれど、
ビシビシと胸が熱くなる。

春菊さんの一人コント、それからいくつかの役、
凄まじくハマってらして、
可笑しくて切なくて、
そして私が言うのは失礼ながらも、やはり可憐なのであった。

1週間ぶっ続けで毎日メニュー、出演者が変わり、
脚本はもちろん、全体の流れを作り、
自ら演じられるオオタスセリさん。
その笑いのツボ、存在感、
演出、表現力、表現欲、感動的でした。
同じく共演のだるま食堂さんも、すごかった。
動きひとつ取っても笑いが深い。
(熟女"Perfume"最高だった)

身体張って、年重ねて、
解放されてゆく「女」のパフォーマンスは本当に魅力的。
いろいろな世界がある、可能性は無限だ、と嬉しくなる。

音楽のライブに行くのも好きだけれど、こういうパフォーマンスや、
またダンスの舞台には、本当に刺激を受ける。

そして私は、
「婦人・ド・ノエル」を何日かぶっ続けでやるのが密かな夢なのだ。

〜〜〜〜〜〜〜
途中で出て来た、
スセリさん演じる「ナンシー」というめっちゃ底辺シンガーソングライターのキャラ、
爆笑でした。
by reishibakusa | 2010-12-23 22:13