うっかりXデー。




今宵、代官山でお逢いできたみなさま、
共演のJ&Kさん、稲葉篤史さん、
そして、お世話になった晴れ豆スタッフのみなさま、
どうもありがとうございました。

大入りの晴れ豆、
お客さまは全て、J&Kさんor稲葉篤史さんお目当ての方々にも関わらず、
開演時間からたいそうなにぎわいで、
しょっぱなに登場したわたくしの実演にも、
じっと耳をかたむけてくださり、笑いたいところではおおいに笑ってくださり、
最後には温かい拍手を頂き、
CDもお買い上げ頂きまして、
本当に嬉しかったです。

稲葉篤史さんは、
常にどこか哀しみを含んだ声で淡々と歌われ、
独特な、センチメンタルな世界でした。
そして、まったく狙っていないMCも、
個人的にはかなりツボに入りました。

わたくしの、
「やせてゆく、、夏の畳の上で」の歌詞に、
いたく反応してくださり、
お互いに、如何に夏が苦手か、
食欲や体力を保持する事が、どんなに切実な問題であるかを語り合い、
なんとか乗り切りましょうね、と励まし合いました。



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↑(励まし合う稲葉さんとわたくし)



そしてメインアクト、梶原順さんと安達久美さんのギターデュオ「J&K」は、
なんとも硬派なサウンドでありました。

安達久美さんが、サウンドチェック時から、
常にそよ風に髪をなびかせているのですね。
なぜ、この方のまわりにだけいつもさわやかな風が吹いているのだろう、、?
と不思議に思っていたら、
非常に巧みに、モニターの前に扇風機がセッティングされている事が判明し、
うわー、そういう手があったのか!とヒザを打った次第です。
(もちろん、これには元々理由があるそうです、、が、ちょっと真似したい)

それから、大ベテランの梶原順さんのギター、圧巻でありました。
ギタリストの方々は、
顔で弾くタイプと、特にそうでないタイプがいらっしゃるかと思うのですけれど、
梶原順さんは、「全く顔で弾かないタイプ」ながら、
その音色は深く、旋律はドラマティックなのでした。
MCの、ギタートリビア的ないろいろなお話も、とてもおもしろかったです。

渋い佇まいの梶原順さんと、
風に吹かれてひたすら楽しそうに演奏される安達久美さんのデュオは、
現在ツアー中で、今日はなんとこの渋滞時期に秋田から車移動されて来たとの事。
それだけでも驚愕なのに、
さらに、ライブが終わったその足で山梨に旅立つのだそうです。
(おそらく今頃車中かと)
なんとタフな、、。
本当に好きじゃないとできない事だと思います。
そうだ、大村憲司さんの曲を聴けて嬉しかったなあ。



話変わって、先日の宇都宮公開録音ライブでは、
いろいろ考え抜いた挙げ句、
いつものおかっぱヅラをあえて装着せずにお送りしたのですが、
やはり今後は、ヅラはマストアイテムかな、
という事を、今夜なんとなく確信いたしました。

終演後、衣装から着替え、
ヅラもはずして店内をうろうろしていたら、
あれ、カツラだったんだー、なんかめちゃくちゃ普通の人だね、
と声をかけられましたが、
いや、ヅラ着けていても普通のつもりですが、、。


で、
さきほども触れましたが、
今日は100%、
J&Kさんor稲葉篤史さんお目当てのお客さまがいらっしゃっていたわけです。
(精算時に確認済み)


何年も前、いろいろ深刻に悩んでいて、
同業の大先輩にさんざん弱音を吐いていたら、

「まあとにかく歌い続けてみる事だよ。ある意味まだ始まったばかりなんだし。
 もしお客さんがゼロになったら、
 その時はさすがにどうするか考え直した方がいいと思うけど」


と言われた事があるのですが、
あれ、、、
今日、うっかりXデーを迎えてしまった?


えーーーーーーーーーーーーーー!!!!!


プチリスタート(自分的には意味深いリスタートだが)して、
ここ数回で、ようやくライブの感触を身体が思い出してくれて、
今、すっごく楽しいのに、、、。


えーーー。


まあ、お盆中ですし、急な出演でしたし、
見逃してくれよ!!!(逆ギレ)


できれば、可能な限り、歌う行為を続けたいです。



さて、
今日の曲目は、「ツクツクホウシ」から始まって、、、、


もういいか。

「あんたの冷や汁」が、
大変ご好評頂けた事を、
一応記しておきます。


どうもありがとうございました。
by reishibakusa | 2012-08-12 03:21 | *ライブ記録

柴草玲(しばくされい):1968年4月1日生まれ。自称ミュージシャン。自称たたみ。身持ちは堅い。


by reishibakusa