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柴草玲(しばくされい) Tango de SA-GE-MA-N.

8月15日



夜になって、
ふだんよく見るニュースサイトを開く。
今日はきっと、終戦、慰霊、平和、
といった記事がたくさん取り上げられているのだろう、
特集などもいろいろ組まれていることだろう、
と思ったら、そうでもない。
なにやら不穏なトピックスはともかく、どうでも良い情報ばかりが目立つ。

何かと疎い故、
自分がアクセスするポイントがずれているのか、
もしくは時間的な事?と思って、
いくつかのニュースサイトを確認してみたり、検索してみたりしたけれど、
多少の温度差はあれど、受ける印象はそう変わらない。

こんなもんなんだろうか。
紙面だとまたちがうのだろうか。
うーん、わからない。


そんな終戦記念日。

ぼーっと、
ゴージャスすいとんのレシピの記事など眺める。


。。。。。。。。。。。。。。

「『火垂るの墓』知ってる?うちに来る女の子たちに『火垂るの墓』のビデオ観せると、
  みんな必ず泣くんだよー」
と嬉しそうに言っていたとある男子の顔を思い出した。
そいつは、泣いている女をなぐさめて悦に入る(その後あわよくばどうにかするのかどうかは知らない)ためのアイテムとして、
あの映画を活用しているようだった。

「へー、そうなんだー」と、私はどんくさい返事をしながら、
心の底から、「アホだわこいつ」と思った記憶がある。


あれは、原作読んだら、泣く事すらできない。
by reishibakusa | 2012-08-15 23:40