へびイチゴは花盛りだが、
すでに実がなっているものもある。
その後の”かものヒナ”の様子を確認しようと、
ことあるごとに池のまわりをうろうろするが、
なかなかお目にかかれず。
同じように、なんとなく池を覗き込みながら、
うろうろしている人がちらほらいる。
近所の同志のかた、とお見受けする。
あの大きさだと特に、
この付近の肉食動物たちに常に狙われていることだろうなあ、
生まれた瞬間からなかなか過酷だよなあ、
なんて思っている時に限って、アレを見てしまう。
池から川が始まる地点の、じめっとした物陰。
自転車のタイヤのゴム、
もしくはホースが捨てられているのだと、
無理やり信じ込もうとするが、
タイヤのゴムなら、
あんなにセーニョマーク(こーいうやつ→
)みたいに不自然にくねらないはずだし、
あんなに鈍い光沢を放ち、
なおかつ一定の太さではないホースがあるわけはないのだ。
なにより、タイヤのゴムもホースも、
自らは動かない。
自然の形態をなるべく生かす方針のこの公園、
新緑も花々も、きらきら光る水面も、
この時期ほんとうに美しいけれど、
同時に、アレに注意しながら歩かなければならない季節になったことを痛感する。
とにかく、
個体数の増減チェック(そう、減ったと思うと増えていることもあるから)や成長過程その他、
ヒナウォッチはなるべくこまめに続けるつもり。
(期間限定アップなり)