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柴草玲(しばくされい) Tango de SA-GE-MA-N.

お盆と、アタシの小さな筋肉




お盆中に、
と自分で決めたノルマがあるのだが、
日中、身体がどうにも動かない。
鉛みたい。
陽が暮れかかると、ようやく「畳」からもそもそと起き上がる感じ。
夏バテなのか、単なる体力不足なのか、それともそういうお年頃なのか、
よくわからない。

それでも、自炊はなるべくしている、ワンパターンだけれど。
(具沢山スープが多い。前の晩に下ごしらえをしておく。
もしくは薬味たっぷりのお素麺とか)


しつこくにわかオリンピックひとことですが、
閉会式は、ド派手だったんですね。
英国だよなー。
そもそも、今回興味を持ったのは、
開会式のメアリー・ポピンズがきっかけだった。


競技の内容や結果以外のことで、
後味の悪かった選手の、その筋肉を思うと、いたたまれない。
4年間磨かれた美しい筋肉が、くだらないことに踊らされて。
東京でのオリンピック招致なんて、落選してほんと良かった。
4年後も、そのまた4年後も、さらにそのまた4年後もあり得ないと思うわたしは。
(けれど改めて、市川崑の『東京オリンピック』が観たくなった)
そう言えば、亡命したらしき選手たちはどうなったんだろう。



お盆だなあ。
父方のばあちゃん、母方のばあちゃんとじいちゃん、
のうたはこれまで作ったけれど、
父方のじいちゃんのうただけ、まだちゃんと作れていない。

会いに行くと、おもむろに庭の池にざぶざぶ入って行って、
鯉をつかまえて、さばいて、
オブラートに包んだ生肝を差し出したじいちゃんだ。

昨年亡くなった友人の命日ももうすぐだな。


いろいろな事を検索していたら、
今日はこんな記事に出会った。


。。。。。。。。。。

そう、筋肉、と言えば、
あれはもう何年前だったか、
とあるセッションライブで、CHAKA (ex:PSY・S)さんと一緒だった事があって、
(わたしはおそらく、キーボーディストとして参加)
その時にCHAKAさんが、

「声帯なんて筋肉なんだから、歌いたい気持ちさえあればいくらだって鍛えられる」

というような事を仰っていたのを、たまに思い出す。


いきなり歌い始めて、
無謀にもすぐにそれが仕事のようになってしまって、
もともと出ない声が、理由もわからずやがてますます出なくなり、
ライブやる度に自分は果てしなく落ち込むし、恐怖は増大するし、
まわりもがっかりするし、みたいな時期があって、
(今思えば、軽〜くジストニアになりかかっていたような気もするが、ちがうかな)
専門の病院に行って、自分の声帯映像を見せてもらった事がある。

我が声帯は、
白くふるえる、小さなお口のようだった。


お医者さん曰く、
「やや、しまりが悪いけれど特に問題は無い」との事だった。
by reishibakusa | 2012-08-14 23:43