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柴草玲(しばくされい) Tango de SA-GE-MA-N.

宇都宮へゴゥ



6才のボクが、~という映画が話題になっているこの頃、
自分の大好きな俳優さんの、
その子役時代に横顔が酷似しているお子さんが前の席で窓の外を眺めており、
いと、可愛らし。
我、すこぶる機嫌良し。


……

セニョリータ取材は、「ヒノマチパスタ」さんにお邪魔いたしました。
オーナーにいなさん、ベリーの営業の人(♀)、
そして杉山ディレクター、どうもありがとうございました。


…少し甲高いオンナ声の、失言の連発に久々にめまいが。
一応オトナとして、ちょっと年上のヒトとして、
その局のヘボパーソナリティとしても、
こういう場合適切な何かを言うべきなのだろう。
適切な何かをうまく言えないまでも、さあこれから張り切って録るぜ、
という時に出鼻を挫かれる気分を説明して差し上げるくらいのことはしても良いだろう、
伝わるかどうかはわからないが。


でも今日は、
どうしても笑って仕事がしたかった。


バカみたいに見えても何でも。
余計にいやな後味になる要素をわざわざ自ら作って背負いたくなかった。

そもそも、そんな暇は無いし、
相手への情も無い。
何より、収録を台無しにしたくない。


一瞬、能面のようになりかけながらも(たぶん。本気で怒ると自分は表情がいっさい消えるらしいので)グッとこらえて、
なんとか笑って仕事ができた。良かった。
取材させていただくお店はいつだって、
開店前の束の間の忙しい時間を、わざわざ割いてくださっているのだ。
感謝こそすれ、緊迫した空気でご迷惑をかけるなぞ、言語道断である。


帰りは、宇都宮駅でいつもより少し念入りに自分用土産を買った。


しかし自分も特に20代あたり、いろいろやらかしていたのだろうな。
(おそらく今もなお)
漠然と、申し訳無い、と心から思う。
自覚の無い罪は一番深いそうだから。


上りの新幹線は混んでおり、ようやく空席を見つけて座ったら、
係の人が来て、お客さん、ここ指定席ですが、と言われてしまう。
すみません、と、あわてて立ち上がったら、
ふいに涙腺がちょっとだけ緩む。

あとは通路に立ったまま、
杉山Dにもらった「日光ラスク」を食べた。


。。。。。。。。。。。。。。

「悪気は無い」という言葉があるけれど、
相手の気持ちを想像しようとしていない時点で、
それも立派な"悪気"であるような気がする。
これは自戒の念も込めて。


それから、ヘボパーソナリティだって、
番組を続けて来た12年間13年間は、ちゃんと愛しいのだ。
そのことを軽んじる発言を聞き流せるほど、わたしはお人好しではない。
by reishibakusa | 2015-02-24 14:41