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柴草玲(しばくされい) Tango de SA-GE-MA-N.

自己との会話。


柴草A:(以下A)「それで?」
柴草B: (以下B)「つまり、とあるミュージシャンの方の連絡先がわからなくなって、」
A: 「サイトか何か無いかと思って検索したわけね。」
B: 「そうなのよ。」
A: 「そうしたら、偶然自分の名前を見つけた、と。」
B: 「知らない人のブログだったわ。」
A: 「何て書いてあったの?」
B: 「ひどいのよ、”〜ステージでこうやって並べて見てみると、柴草玲も年取ったなあ” ですって。」
A: 「事実じゃないの。」
B: 「でも、あんな言い方って無いわ。公の場で。」
A: 「だから、安易に他人の日記を読んじゃいけない、っていつも言っているじゃないの。
”パソコン持ってりゃだれでもエッセイスト”みたいな今の風潮は危険なのよ、あんたも含めてね。」
B: 「そうね、でも、つい。」
A: 「どうせ、”あら私ほめられてるのかしら”とかなんとか思ってのぞいたんでしょ。その安いうぬぼれと俗物根性がいけないわ。だからつまらないケガするのよ。それに、公の場って言うけれど、あんただって、このブログで大御所フォークシンガーの方の事、”大和系”とか、”乳首がどうの”とか言って、せせら笑っていたじゃないの。」
B: 「あれはカルタだもの。」
A: 「同じ事よ。他にもあったわね、出しなさいよ。」
B: 「ダメよ、もう発送の準備をしてしまったもの。それに万が一ご本人達がご覧になったらどうするの。」
A: 「大丈夫、絶対見ないって。私が保証するわ。ちょっとこっちにおよこし、ほら!」
B: 「あっ、ダメだったら!!」


自己との会話。_e0029132_22492042.jpg
(け)”ケミストリー”


A: 「ひどい絵ね。」
B: 「ええ。でも去年の方がもっとひどかった。今年のはちょっと上手になってしまって、つまらないわ。」
A: 「なぜ毎年カルタに”ケミストリー”が出てくるのよ?」
B: 「わからないわ。”け”のつく言葉が見つからないのよ。」
A: 「あんたのそういうところ、嫌いじゃないわ。」
B: 「私もわりと好き。」
A: 「私たち、もう少しお互いにやさしくしましょう。」
B: 「そうしましょう。」
by reishibakusa | 2006-03-07 21:29