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柴草玲(しばくされい) Tango de SA-GE-MA-N.

コメントメモリー

『小唄婦人』のための、宣伝用資料を作って頂いているやり取りの中で、
以前『会話』をリリースした時に自分で書いた業界向けのコメントを、
久しぶりに目にする機会がありました。


『自主制作アルバムを含めると5枚目、音楽流通的には4枚目となる新しいアルバムが出来上がりました。
 録音中の記憶が、今回は特にかなり曖昧なのですが、ある日、作業の合間にスタジオ兼所属事務所のテーブルで、買って来たお惣菜のパックを広げつつ、一人でテレビを観ていましたら、加藤唐九郎という陶芸家の随分昔の映像が流れていました。

白髪の彼は、「人間、いくつになっても欲は無くならない、宗教は、救われたければ欲を無くせって言うけど、欲を無くさずに人間を救ってくれるのは芸術だけ。自分を救ってくれるのは、自分の陶芸だけ。」というような事をにこやかに語っていて、私は、”スタミナネバネバサラダ”を食べながら、ひどくしみじみした事を妙にはっきりと覚えています。

私と音楽とのくされ縁は、今日もなお、続いております。
新旧織り交ぜた全9曲、よろしければどうかお聴きください。/ 柴草玲』


とまあ、こんな風です。

ねぇ、カッつけちゃってねぇ〜、ほんとにねぇ。
by reishibakusa | 2006-08-17 13:10